学研のおはなしえほん
1970年7月1日号
「ひつじかいのほし」にて掲載
出版社・学習研究社
「せみのうた」
絵・篠原 勝之
詩・佐藤 義美
児童画です。
セミとりに来た少年が見上げる木の上でみんみん鳴くアブラゼミ。
絵・篠原 勝之
結構、テレビに出ていた人です。
坊主頭で着物をきていました。
自らを鉄のゲージュツ家と名乗ってましたね。
(笑っていいともとかで)
セミを大きく描き、その側から俯瞰で見下ろすカットで、少年は小さく描いている。
その顔をアップにしてみると、とても少年には見えない。
中年のおじさん、いや、おばさんの顔にみえる。
奇妙なアンバランス感が面白いです。